神事に奉納する最初の舞で雄・雌の獅子が威勢良く勇壮に舞います。獅子が場を清め、氏神に参拝します。現在は子供ども獅子も合わせ別所西で5頭、別所東で3頭の8頭の獅子が順に並んでの舞が繰り広げられます。
獅子が神に仕える荘厳な姿を現わす舞で、雄獅子が舞ます。獅子が刀を咥え神にひれ伏し、その刀を抜き当地を払い清めます。その後、獅子は立ち上がり、横に倒れた獅子が四方を払い清めます。
本宮のみ奉納される舞いです。
曲に合わせ雄獅子が、威勢よく勇壮に五穀豊穣を祝い舞います。
天から奏でられる曲に合わせて雌獅子が温和に且つ優雅な姿を現わす舞いです。
丹の花の香りに子供を喰うことを忘れ、花の美しさに酔って舞います。
巌丈な男が棒を持って獅子を座らせ、立たせ、横転させ、獅子は怒りながらも勇壮な男に従う様を現した舞いです。
猿と獅子がじゃれ合う様を現した舞です。猿と獅子の知恵比べがこっけいです。
婦女子が竿の先に水糸で象った蝶を付けて雌獅子を操ります。その艶姿に獅子がうっとりとしながらも、その蝶を捕まえるタイミングを図りながら舞います。
荒男が刀を使い、襲いかかる雄獅子を抑え従わせる様を現した舞です。刀の使い方の妙技と獅子が刀を避ける様は絶妙です。
毬を持った婦女子にたわむれ、婦女子は毬を使って獅子を操る様を象った舞で、和やかに且つ優雅さを現しています。
里人に扮した者と獅子の知恵比べです。味噌を擂っているところに獅子が現れ里人の様子を伺い襲い掛かり、里人の持っている擂り粉木を奪い取ったり、里人を押さえつけたりします。